
色々使えて超便利!無料で高機能、画像編集ソフト「Pictbear」
2016/08/06
今回紹介する画像編集ソフトは、初心者の方でも使いやすくしかも高機能で無料!
その名も「Pictbear」というフリーソフトです。
起動画面はシンプルなインターフェースで、直感的に操作が可能といった感じです。
初心者にも手の出しやすい画像編集ソフトではないでしょうか!
現在は開発が終了されているようで、これ以上の最新バージョンや不具合の修正などは行われていないようです。
公式ホームページでは対応OSはWindowsのみで、しかも7までとなっています。
ですが、筆者のPC環境(Windows10 64bit)でも、インストール>起動>保存まで問題なくできました。
では、早速見ていきましょう!
「Pictbear」をダウンロードしよう!
既に開発は終わっているとの事でしたが、公式ホームページは残っていました!
現在の最新バージョンは2.04みたいですね!
ダウンロード先のリンクタブが中央に大きくあるのですぐにわかると思います。
http://www.fenrir-inc.com/jp/pictbear/
無事にダウンロードできましたら、いよいよインストールしていきます。
ソフトを使用するにあたってライセンス契約に同意しますか?と、出てくるので特に何もなければ次へをクリック!
インストール先を聞いてくるので、ご自身の任意の場所にインストールします。
ソフト自体は1.6Mと軽いものなので、容量は気にせず次へ進みます。
ここまで来たら、後はソフトを起動するだけでインストールは終わりです!
特に名前やメールの登録など必要ないので、インストールするだけで簡単に使えちゃいます!
無事にインストールできましたら、デスクトップ画面のアイコンから起動してみましょう!
初期画面はこんな感じです。
全く無駄のないシンプルな作りになっている印象です!
では、この後に基本的な使い方を説明していきたいと思います。
お絵描き・ペイントのやり方
まずはソフトを起動すると新規で編集画面が開かれます。
そこにはあらかじめ指定されたサイズ(幅320×高さ240)でのキャンバスがあります。
目的のサイズでなければ、ここでサイズを指定してやることが必要になります。後々でもサイズの変更はできますが、後でリサイズすると画像がぼやけてしまったり、文字を入れた場合などは見にくくなったりします。
上部のメニューバーから イメージ >キャンバスのリサイズ という順に選択します。
その後、キャンバスのリサイズの変更できる項目が出てくるので、変更したいサイズを指定してOKをクリックします。
今回、私は1200×900と設定してみました。
実際に絵を描いてみたり、ペイントする時には拡大・縮小しながら作業すると描きやすく出来上がりも上手くいきます!
次に、注目するのが左にある描画ツールバーです!
この描画ツールバーには、基本的操作に必要なものが格納されています。
例えば絵を描きたい、色を塗りたい等はここから選択して作業していきます。
実際にペンツールと楕円ツール、曲線ツールを使ってコアラ?パンダ?イヌ?…を描いてみました。
ペンの太さや色などは右にあるパレットを使って選択していくだけで直感的に使えました。
で、着色してみました!
パパッと描けて、着色出来る手軽さは素晴らしいです!
あとは絵心が…
文字の入れ方
次に文字の入れ方について説明します。
文字は先ほどの描画ツールの中から”文字列”を選択します。
すると、この様画面が現れますよね!
この中に入れたい文字を打ち込んでいきます!フォントや文字サイズなどの詳細も変更できます。
そうすると、文字が挿入できちゃいます!
トリミング(切り抜き)のやり方
部分的に要らないものが写っていたり、写真の一部分だけを使用したい場合などにこのトリミングという機能が役立ちます。
左の描画ツールから選択範囲を選びます。
そしてトリミングしたい範囲を囲みます。赤で囲われた内側に点線がありますがそこが選択した範囲です!
そして、上にある標準ツールバーからトリミングを選びます。
すると、選択した範囲だけ切り取ることができました。
おまけとして、トリミングの左側にあるはさみマーク(切り取り)ですが、これをクリックすると
トリミングとは反対の効果で、選択した範囲が見事に切り取られてしまいます!
意外と使うことも多いので、合わせて覚えておくと便利かもしれません。
その他に、トリミングには自由選択というものがあります。
これはマウスやペンタブなどでフリーハンドで囲みそこをトリミングや切り取りするものです!
試しに先ほどの写真を丸で囲ってみました。赤い丸の中の点線が選択範囲です。
先ほどと同じように、標準ツールバーからトリミングを選択すると…
見事にトリミングが出来ました。
ちなみにはさみツールを使って切り抜きを行うと…
選択した範囲だけ、切り抜くことができました。
状況に応じて、トリミングと切り抜きを使い分けると作業の幅がグッと広がりますね!
リサイズ(拡大・縮小)のやり方
編集したい画像を取り込んでは見たものの、大きさを変えるにはどうしたらいいのか?
という方のために、リサイズ(縮小・拡大)について紹介したいと思います。
上部にある標準ツールの中に、”イメージ”という項目があります。
■イメージ >イメージのリサイズを選びます。
そうすると、サイズを指定する項目が出てくるので、どのような大きさにするかを指定します。
すると、指定した大きさの画像になっているハズです!
リサイズについてどんな感じかいまいちピンとこない方は、実際に変更して変化を感じ取ってみるのもいいかもしれませんね!
「Pictbear」には、作業を間違えてしまっても 1つ前の作業に戻ると進むボタンがあります。
リサイズしてみて違うなと思ったら、気軽に戻るボタンを活用してみてくだいさね!
まとめ
全体を通して非常に使いやすく、軽快な動作をしてくれる印象のソフトでした。
無料でこれだけの機能が揃っているのは、初心者の方はもちろん色んな方に使っていただけるのではないでしょうか?
ただ、対応しているのがWindowsのみという点と、開発が終了してしまっているので不具合が出ても
新バージョンが出ないことは少し残念です。
実際に使っている段階で何度かソフトが強制終了する事がありましたが、ソフトを再起動すると
そのまま前回からの続きから作業できたので、そこはまだ救いかなとは思いました!
一度は使ってみる価値ありのフリーソフト「Pictbear」でした。